1.目的と特徴
初期臨床研修修了後の3年間を基本として、精神科の専門的な知識と技能を備えるとと
もに日本精神神経学会の精神化専門医資格を得ること
を目的とします。
総合病院の精神科(心療内科)である長所を生かし、専門的な立場から全人的医療、プ
ライマリ・ケアに対処しうる能力を修得します。
2.指導体制
指導責任者 濱田 清(協立総合病院 心療内科 部長
3.プログラムの内容
全研修期間を通して、恒常的に行われるべき研修項目は次のとおりです。
●患者及
び家族との面談
●疾患の
概念と病態の理解
●診断
(ICDに基づく。DSMなど国際的診断基準も知る)と治療計画
●補助検
査法(神経学的検査、心理検査、脳波、能画像検査など)
●薬物・
身体療法
●精神療
法
●リエゾ
ン・コンサルテーション精神医学
●法と精
神医学(医療法、成年後見制度)
●医の倫
理(人権の尊重とインフォームドコンセント)
●安全管
理
これらの研修項目について、日本精神神経学会 精神化専門医制度規則施行細則の「精
神科専門医としての研修目標と方法」の研修ガイ
ドラインに基づいて行う。
4.臨床実績
病院全体(2012年度)
1日平均
外来患者数: 990人
年間初診
外来患者数: 29,413人
年間入院
患者数: 131,213人
年間平均
病床利用率: 82.8%
年間平均
在院日数: 15.7日
精神療法
心療内科
2012
年度 年間新外来患者数: 183人
2012
年度 1日平均外来患者数: 34.8人
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